コロナ禍でスタートアップが活躍?最近の西海岸ニュース~変わる働き方とオフィスの在り方~ 【海外Hot Info】vol.3
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コロナ禍でスタートアップが活躍?最近の西海岸ニュース~変わる働き方とオフィスの在り方~ 【海外Hot Info】vol.3

―――世界各国の先進的な取り組みから、旬で“GROWTH”につながりそうな企業・サービスをご紹介する「海外Hot Info」。10年以上デジタルマーケティングに携わってきたGROWTH LABの三石所長が、その知見をもとに海外のデジタルマーケティングのトレンドについて切り込みます。

第3回は、スタートアップの全面的支援を行っているベンチャー・キャピタル「NTTドコモ・ベンチャーズ」シリコンバレー支店Business Developemnt&Investment担当ManagerVenturの井上 正裕さんに、アメリカ西海岸の最近のニュースをお伺いしました!

「勝ち筋」を見出したスタートアップが活躍!コロナ禍ならではのビジネスが西海岸で流行

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三石所長(以下、三石):前回に引き続き、今回はNTTドコモ・ベンチャーズ シリコンバレー支店にお勤めの井上さんに、アメリカ西海岸の最近のニュースをお伺いします。実際に西海岸にお住まいの井上さんから見て、現地の最近のトピックスはありますか?

井上 正裕さん(以下、井上さん):新型コロナウイルスのデルタ株が入ってきた結果、街の活気がなくなってきたように思います。2018年にも西海岸に住んでいたのですが、その時と比べても明らかに活気がないですね。一度は「外に出ていこう」という流れができていたんですが……。Google・Amazon・Facebookの3社が2022年の1月までオフィスを閉鎖したことも、活気が減った要因のひとつだと思います。

三石:具体的に、街は今どのような状況なんでしょうか?

井上さん:たとえば、レストランにもあまり人がいないですね。活気は減っているように感じますが、その一方でとても面白い動きがあるんです。

三石:何ですか?

井上さん:「Micro commerce」といって、「家にいながらどれだけ早く必要なものを入手できるか」というトライが流行っているんです。たとえば、「歯磨き粉が欲しい」と思った時に、家にいながら配達してもらって、15分で手に入れるとか。その流れにスタートアップ企業が参入したりして、盛り上がってきていますね

三石:Amazonや大手ECなどの大企業が物流の力で頑張るというより、その隙間に勝ち筋を見出したスタートアップが参入し、活躍しているんですね。コロナ禍でもそういった新サービスが出てきているのは面白いですね!

井上さん:そうですね。この領域には今非常に投資が集まっておりまして、僕も注目しています。

三石:日本とはまた違うニーズなんでしょうね。

井上さん:日本は生活用品ならコンビニですぐ手に入るので、なかなか流行らないかもしれません。

三石:アメリカは国土が広い分、「ちょっとそこで買い物を」ということができないですもんね。アメリカ特有のニーズに合ったビジネスが、コロナ禍でも生まれているんですね

≪三石所長`s Memo≫
コロナ禍で変化した生活スタイルの隙間を突いたマイクロサービスを
提供するスタートアップが資金調達をリードしている

コロナ禍で変わるオフィスのデザイン。「3-2-2」で働き方も大きく変わる予感

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三石:先ほどGoogleやAmazonのオフィス閉鎖の話がありましたが、その他にもビジネス面において、コロナ禍の影響で変わったことはありましたか?

井上さん:「オフィスの在り方を変えよう」ということがかなり議論されていますね。最近のホットワードとして「3-2-2(スリーツーツー)」というものがあります。「3-2-2(スリーツーツー)」とは、7日間を

・3日間:オフィス勤務
・2日間:在宅勤務
・2日間:休み

と分ける考え方です。そして今アメリカは、「オフィス勤務の3日間を何に使うべきか」をすごく考えている、と感じます。

三石:具体的には、どのように考えているんでしょうか?

井上さん:在宅勤務の2日間は家で作業をこなして、オフィス勤務の3日間はアイデアを出そう、という考えが主流のようです。そのために、どういうオフィスデザインにすればクリエイティブな発想を出せるのか、オフィス勤務の3日間をうまく使えるのか。そういった「オフィスの在り方」を、大手企業はもちろん、さまざまな方が考えているようです。

三石:アメリカの企業では、早くから社内に卓球台やビリヤードがあったり、お菓子が置いてあったりと、オフィスのホスピタリティは高かった気がします。コロナ禍の今は、さらにアイデアを出しやすい環境としてのオフィス作りに、フォーカスしているんですね

井上さん:はい。社員が出社する3日間をどう使うか、その方法論も含めてかなり議論されています。どうなるのかはまだ未知数ですが、オフィスの在り方も仕事の方法論も、これから大きく変わっていくと思います

≪三石所長`s Memo≫
アメリカでは、コロナ禍を経て
オフィスの在り方や仕事の方法論が見直されている

三石:実体験に基づいたお話で、とても面白かったです!ありがとうございました!

井上さん:ありがとうございました!

―――次回の【海外Hot Info】では、トラストバンクの森杉様に、アメリカのZ世代の特徴などをお聞きします。ぜひお楽しみに!




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